1947-11-27 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第20号
この前の委員會でも私は水谷商工大臣にお尋ねしたのでありますが、我が委員會におきまして、確か十月の十六日でありましたと思いますが、公聽會を開いたときに、公聽會の公述人として賛否兩論の人々が參つておりまして、委員會の委員の方が皆聽いておられたわけでありますが、勞働者の代表の方がこもごも立ちまして、炭鑛國管案に對する賛成の意見を述べられた。
この前の委員會でも私は水谷商工大臣にお尋ねしたのでありますが、我が委員會におきまして、確か十月の十六日でありましたと思いますが、公聽會を開いたときに、公聽會の公述人として賛否兩論の人々が參つておりまして、委員會の委員の方が皆聽いておられたわけでありますが、勞働者の代表の方がこもごも立ちまして、炭鑛國管案に對する賛成の意見を述べられた。
○寺島委員 本案は賛否兩論について、委員會がかくのごとくわかれておりまする以上においては、採擇に決しますことも、不採擇に決しますことも私はよろしくないと思う。よつて参考送付という取扱いをもつて、何とぞ善處せられんことを望みます。
やや私共の間でも解釋が區々に亙つておるのでございまするが、皆様の御參考のために賛否兩論の根據を申上げて御審議を煩わしたいと存じておるのであります。連合委員會によつて議決ができ得るという解釋は、參議院規則の第三十六條に「委員會は、審査又は調査のため必要があるときは、他の委員會と協議して連合委員會を開くことができる。」
賛否兩論があるようですから、その點についても……
次に従來の侮辱罪の規定を廢止いたしましたのは、事實の指示を伴わざる侮辱は名譽を傷つける程度も弱く、刑罰をもつて臨むのはいささか強きにすぐるにあらずやとの懸念に基くにでありますが、この點につきましても、賛否兩論がありますので、姦通罪の場合と同様に、社會の實情に鑑みられまして、慎重なる御検討を煩わしたいと存ずるのであります。